昨日の午前中にとある番組(ドキュメンタリー)を観た。
南米のラテン音楽の奥底に脈々と流れる黒人鎮魂歌を歌う女性シンガーが、
自身の名も無き祖先たちのルーツを探す旅・・・。
ガレー船でアフリカから連れて来られ、
奴隷市場で売買された数え切れない奴隷たち。
彼らは家畜と同じ待遇を受け、原住民であったインディオたちと子供作りをさせられる。
そこから生まれた子供たちも生涯奴隷として生きるしかないのだ・・・。
彼女は狭い奴隷窟のなかで命を落とした奴隷たちの白骨をに涙を流し手を合わせる。
また、銀貨幣を製造する為に、狭い石作りの建物があり、
その中央には何本かの横木がついた回転軸が置かれてあった。
奴隷たちは足の裏が擦り切れ血を滲ませながらも命を落とすまで、
横木を握りただひたすらに歩いていく・・・。
アンデス山脈の銀鉱山でもあまりの寒さと過酷な労働で多くのアフリカ奴隷が命を落としたという・・・。
右が”カリプソ グリーン・オレンジ”のボトル。
左が”ファンテン(泉) グリーン・ゴールド”のボトル。
両方のボトルともシェイクすると、”オリーブグリーン”になる・・・。
イエローは強烈化させるとゴールドになる。
”生”への”渇望”とお腹の底から感じるリズム。
ラテン音楽のなかには多くの打楽器が使われているが、
それらの打楽器はお腹の奥底まで強烈に響き続ける・・・。
彼らがどんな状況においても自身らのアフリカ文化をお腹で感じ、
生きている”現実”と”リズムの鼓動”に合わせ、
遠く郷愁を原点とする”the Heart of the countreis"を想い起こすように・・・。
奴隷主に取り上げられても、
箱を叩いて”命の楽器”、”鼓動”としたように・・・。