Toughness and Sensiblities...(1) | 天文航路

天文航路

ホロスコープの天頂(天職の位置)にイマジネーションの惑星、海王星が輝くのに現実は土星のリアリズムがどっしりのギガ級の日々・・・。

日本に社会現象として新たなるトレンドを巻き起こした、

安室奈美恵さんと倖田來未さん・・・。



安室奈美恵さんは、

乙女座の生まれで、(誕生時間は不明)だが月は射手座と推定。

彼女は、乙女座と、特に蟹座、獅子座の影響が強く、

活動的でありながらも、アーティストとしての感受性を深める”蟹座”の影響と、

また、獅子座の”火の要素”により、意欲的で活力に溢れている・・・。


彼女はイタリア人の血筋を受け継いだクォーターであり、

幼い頃からデビューの夢を見て、沖縄アクターズ・スクールのドアを叩くが、

高額なスクール代が払えない家庭環境の為に、諦めようとする・・・。


彼女の射手座の月と射手座の海王星はほぼ、コンジャンクション0°(合)、

彼女が母親思いであり、

また、彼女が”母親の夢”を投影され現実化する人生を託されていたとも解釈が出来る。



彼女の冥王星とカルマのドラゴンヘッドは2室の天秤座にてコンジャンクション(合)。

前世で遣り残したこと(真反対の8室牡羊座でのチャレンジしたこと)を、

今生で人の手を借りて現実的成功として叶えるという示唆。


そんな状況でも”救いの手”を伸ばし、彼女の才能を見い出してくれた人物により、

歌、ダンスのレッスンを受けられることとなる。


中学生で既に東京に出ていて仕事をしていた彼女。

それでも、なかなかメジャーへの道程は長く、

最初の頃は、子供向けの番組等に出演していたのだった。


彼女のその才能とタフネスさ、ダンサー、シンガーとしてのリズム感の良さは、

蟹座の火星と蟹座の木星のコンジャンクション(合)からだろう・・・。

この合は、競争の激しいショービジネス界では好ましい野心家のアスペクト。

そして、この合は、切磋琢磨する芸能界でも彼女を慕う人々の面倒も良く見る傾向があり、

感性が合えば、誰とでも上手に付き合っていける・・・。


それは、蟹座の防衛本能が良い形として働けばの条件づきではあるが・・・。

乙女座、蟹座、獅子座は”母性が強い”とされる星座だ。


また、乙女座の水星を頂点にして、

その蟹座の火星、木星、蠍座の天王星とは、”小三角”のアスペクトを形成。

その時代と”深く共感出来る方法論”を理屈を追うことなく、

インスピレーションとして”キャッチ”し体感していくアスペクト。


特にこの世代特有の、”射手座の海王星”と”天秤座の冥王星”の60°のセクスタイルは、

独自の音楽、芸術を表現していくアスペクトである。

彼女の場合、元々、射手座の海王星が月と合であると仮定をしているので、

両者の惑星の無意識の部分で大衆にアピールしていく彼女の感性と符合したとすれば、

その世代の世相の流れをキャッチしていったのだろう・・・。


”アムラー現象”は、彼女無しでも起こり得たが、

彼女がいたからこそ、社会現象とまでになり社会に浸透していったのだと思う。


彼女の美意識、感性の金星は、”獅子座”にあり、

土星とほぼ0°のコンジャンクション。

この両惑星の合は、幼い時代に”甘え”を出せる環境にいなかったことを意味する。

その為に、自分よりもかなり年上の男性との恋愛し、

場合によっては、そのような男性との結婚で満たされなかった幼い時代の”空虚感”を補おうとする傾向もある・・・。



去年の夏まで、彼女にとっては”静なる時代”。

それにより、人生の再目標の基礎組みをし、新たに”大人の女性”としての魅力が出たと思う。

痛みを伴いながらも愛を十分に学び、愛に対して臆せず、

今後も母親として、アーティストとして頑張っていかれることだろう・・・。

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